「プール楽しかったね!」


「うん…」


私はずっと上の空


私がプールで滑って転んだとき
司君が支えてくれた


支えたって言うより抱き締めたの方が近いかも…


さっきからそれを思い出せば顔が熱くなって行くのが分かる


「愛梨!愛梨ってば!お祭り会場に着いたよ!!」


「え?」


「よそ見してるとはぐれるよ。気をつけて」


優君に言われてしまった…