じーーーー・・っ

ずーっと先生を凝視するあたし。

先生が視線を外そとする度、あたしはまた合わせる。


「しょうがない。小高がうるさいから今日の帰り学活の時な?」

「っ!!やったああーーー★先生、見直したよー!!大好きだー」

「ははっ。そんな冗談良いから早く教室戻れ」


観念したみたい。

先生はにかって笑ってあたしの頭を軽く叩いて職員室へと向かった。



ってか痛いんですけど。

・・つか冗談って(笑)

生徒の愛情表現を素直に受け取ろうよー。

まあ本当に冗談だけど。


よっし。

席替え出来るんだよねっ。


「ふふふっ」


軽くスキップしながら教室へと戻っていった。