この世界は見せる時間が前後もするらしい。


鏡花は靴箱の近くに立っていた。


幼い鏡花は赤いランドセルを背負い、靴を取り出そうと自分が靴を入れた所の前に行く。


靴を取り出そうとして幼い鏡花の指がピクリと動いた。


そこにはあるべき自分の靴がなかった。


辺りを見回すとクスクスと笑う三人の女の子たちがいた。


幼い鏡花は彼女たちに近づいた。