「…案外体力使うな…」
裕太と別れてから約5分間走って駅まで
たどり着いた梅
次の電車まで少し時間があるので
トイレで化粧直しをしながらつぶやいた。

(それにしても…電車通学かぁww超高校生
って感じじゃーん。友達出来るかなー…
隠れコミュ症な梅ちゃんメッチャ心配ー)
1人心の中ではしゃぐ自分に鳥肌を立てた。
(キモイな…どんだけはしゃいでんのよ。)
化粧直しを終えホームへ向いながらふと
同じ高校の制服を着た男子に目が移った。
(…………やば。イケメン///え、え。くそ
イケメンやん!なにこれぇぇぇ…まさか
運命の出会い的な感じ?)

上級生だと思われる彼は…まさかのハーフ
だろうか?目は青く澄んでいる。
銀色がかった白の髪。

んんんんんんんん…パーフェクト!
もう、good!かなりgood!!!!