また、好きになんてならない。



「隼人の後輩だよ、アキちゃん。」

「…っ?!」

私が困っていると

突然会話に入ってきたのは

白雪さん。

白雪さんがなんでここに…?

『後輩かぁ。なら、俺が奪っちゃっても大丈夫?』

「ふぇっ!?」

いきなり顎をくいっと持たれる

な、なにこれ…!!

「もう……そうやってからかうのやめてあげてっていつも言ってるでしょ。
柚葉ちゃんも困ってる…。
また隼人に怒られちゃうよ。」

『えー。遊び甲斐ありそうなのに。』

白雪さんの言葉を聞いて
バッと手が離れた。

一応言うことは聞くんだ……

っていうか今白雪さん私の名前よんでなかった?

なんで知ってるんだろう

先輩から聞いたのかな

「ごめんね、柚葉ちゃん。
アキちゃんったらいつもこんな感じなの。
弟に本当そっくり…。」

「弟…?」

「そう。この人隼人のお兄ちゃんなの」

「そ、そうなんですか!?」

薄々気付いてはいたけど
この人先輩のお兄ちゃんだったんだ…!

確かに、言動までそっくりだ。

目の下にホクロがあるところくらいは
少し違うけど。