また、好きになんてならない。



「俺の家ここだよ。」

先輩と他愛もない話をしていると
先輩が突然立ちどまってそう言った。

目線の先にあったのは

2階建ての白い家。

ここが先輩の家……

「柚葉、悪いけど外で待っててくれる?
あと、何があっても家ん中はいんなよ。」

「わ、わかりました……」

「絶対だからな。」

「はい…っ」

何故か先輩は
私にそういいつけて家に入っていった。

家に無理矢理入る気はないけど

そこまで言われたら
なんだか気になって仕方ない

家になにか見られてはいけないものとか置いてるのかな…?

変な趣味があって見られたくないとか…

いやそれとも…

『たっ、大変だ!!
誰か…誰か助けてくれ…!!!』

家の前でうずうずしていると

突然

聞こえてきた男の人の叫び声。

先輩の家からだ。

「へ、な、なに!?」

私は慌ててドアの前に立ち寄る。