また、好きになんてならない。


「ゆーずは」

「…っ!?」

私が困っていると
突然目の前に現れたのは

何故か同じカラオケにいた永瀬先輩。

「な、なんで?!」

「なんでって、ドリンクバー行ってくるって言って全然戻ってこなかったから。
せっかく2人で楽しもうと思ったのに。」

『あ?でもさっき女2人って…』

先輩の発言に
周りの男の人は戸惑いだす。

っていうか、1番戸惑っているのは私だ。

「先輩と来てなんか……!「何、ここで否定して昔みたいに男に蹴りでも喰らわす気?」

「っ……!!!!」

せ、先輩やっぱり覚えてたんだ…!

忘れてるなんて思ってなかったけど、
直接こう言われると少し焦る。

私は何も言えず黙り込んだ。

「…じゃあ、話は後でじっくりするから、すいません返してもらえますか?」

『なんだしょーもねーな。』

そう言って
男はあっさり私を先輩にさしだした。

…って、なんとか、ナンパから逃れたのはいいんだけど……