残り10cmの恋






その後、色々街を歩いたけど特に何もなく、プリクラを撮って解散になった。




「じゃあ、私と竜はこっちだね」



「そうだな、じゃ」



「また明日!」



バイバイと言って、私は竜と来た道を歩き出した。





しばらくしたときだった。



「遥!!!」




「えっ?!」




急に名前を呼ばれて振り返ると
こちらに走ってくる輝がいた。




「え、輝?!!」



「は?輝?」



竜も、びっくりしている。



ていうか、別れて、時間が結構たったから
だいぶ走ってるよね。





どうしたんだろう。