キミの優しさに気づけない私はバカですか?

「あのさ、俺、小山さんのこと好きなんだけど…付き合ってもらえない?」


「え?…///いや、私なんか…やめたほうがいいと思いますよ?」


彼は山谷 徹(やまや とおる)君


私が密かに想いを寄せていた人。


かっこよくて、運動神経抜群、おまけに秀才。


モテる。


私にとっては高嶺の花だった。