「しおーん。はよう来い。」 だいちゃんに呼ばれて、あたしが立ち止まってることに気づいた。 だいちゃん目指して、ゆっくり歩く。 …あたしでいいと思うんだけどな。 とか、そんなこと考えながら。 あたしが好きって言ったら、だいちゃんはたぶん、付き合ってくれるよね。 だってだいちゃん、人ごみでも、すぐあたしのこと見つけられるもん。 …でも。 でも、確信に限りなく近い期待を抱きながらも、不安があるから。 この気持ちを伝えて、この関係が壊れちゃったらっていう、不安が。