始まりは小さなボクの呟き

たった一つの…とても小さな独り言

それは、降り始めの雨のようなもの

水面に小さな波紋を作っても見過ごしてしまいそうな

一瞬空を見上げても気にせず通り過ぎてしまうような



だけど…



母なる海へと注ぐ大河でさえも、最初は一粒の雨粒から始まった


だから…


ボクは今日も小さく呟いてみる

この呟きが誰かに繋がっていると信じているから

ボクの独り言がキミのささやかな安らぎになると知っているから



++ボクの独り言FIN++