双子の恋 完結

「だだいまー」

家に帰るともう新しいお父さんがいた

「どうも」

おじぎをする

すると笑って

「そんな固くなくていいよ」

と言ってくれた

ありがたい

当分この様子だと虐待とかないだろう

ほっと一安心したのもつかのま

「あのー」

後ろから男子の声がした

「え?なんでいんの?」

ふりむいてみる

「え、なんで?」

どちらもとまどいを隠せない様子

私は母に

その男子は父に

事情を聞いていた

「まじかー、んなこと早くいえよー」

そんな声が聞こえる