…数十分後





♪〜♪〜♪



「もしもし.」



『もしもし,優雅!』



「ごめんな」



『なんで優雅が謝るの?』



「こんな守り方しかできなくて.」



ううん,



『守ってくれてるだけで十分ありがたいんですけど』



「想蘭,俺な,想蘭が好きなんだよ.



たぶん,いや絶対.この先永遠に.



だから想蘭?カナが静まるまで待っててくれねぇか?」



『うん.待ってる.』



待ってるよ,ずっと…ずっと…