▷優雅side◁




想蘭の電話の相手はどうやら愛先生らしい.




「うん,うん. え…」



そう言って固まった想蘭.



「うん,わかった.」



『どうした?』



「ん…ナオキ先生がそんな長くないんだって.」



『ナオキ先生って愛先生の?』



「そう.旦那.



明日ちょうど休みだし行ってくるね.」



『おう.』



想蘭は自分の部屋へと入っていった.