私の恋。


先生に呼ばれた私はしばしば先生の所へ行った。

「悪いな、呼び出して。これ、教室まで持って行ってくれるか?」

それは山積みになったノート。多くない!?

「じゃ、先生、会議だからよろしくな!」

「…。」

1人で!?輝と藍連れてくればよかった。


重っ!やっぱ、1人で運ぶのは大変…。

ノートを落とさないように気を付けながら階段を上がっていると女の子の話し声が聞こえた。

嫌な予感…。

「よ!りこちゃん!」

やっぱり…。

私に声をかけてきたのはいつも両腕に可愛い女の子を連れているこの学校1モテ男。

白石流星。顔はモデルみたいに整ってて身長も高い。学校に入学して半年で学年の半数の女子に告白さ

れたという噂もある。