AveniR-アヴニール-

舌打ち野郎も俺を見て睨んでいた。

そしたら、クソアマが横から乱入してきて

「ほらほら、ケンカはそんぐらいにしな。」

ケンカをやめさせた。

そして俺の顔を見て、

「所で、なんでデトリュシエータの村に行くのが嫌なんだい?」

そう問いかけた。

「なんでって?決まってるだろ。

危険だからだよ!」

「危険?」

俺の答えを聞いたクソアマは

疑問そうな顔をしていた。

「悔しいが俺がデトリなのは認めてやる。

けど、俺以外のデトリが危険なのは事実だろうが。