※レシオSide

それは俺が五才の頃だった。

「××!遊ぼうぜ!!」

俺は公園にいる

<××>と呼び慕っている友人に声をかけた。

「うん、いいよ。レシィ。」

<××>は俺の事を<レシィ>と呼んでくれた。

俺にとって、<××>は初めての友人であり

<××>にとっても俺は初めての友人でもある。