AveniR-アヴニール-

「俺に、近寄るんじゃねぇよ…!」

ヘリーは目に涙をためながらも、

憎しみや怒りに満ちた表情で

俺にカッターナイフを向けていた。

「おい、落ち着けよヘリー。冗談だろ?俺が何をしたっていうんだ?」

俺は親友にカッターを向けられてる状況についていけず、

冷や汗かきながら 恐る恐る聞いてみた。

そしたら、ヘリーが信じられない事を口にした。

「とぼけてんじゃねえ!俺は知ってるんだぞ!お前が…デトリだったって事をな!!」