AveniR-アヴニール-

「そうか。一緒に帰るって、そういうことか。いいよ、ユエナが安心するまで、いつでも家に送ってやるよ。」

「えっ、その…いいの?」

ユエナは驚いた目で俺を見た。

「いいって。友達なんだから、遠慮しなくていい。デトリが来ても、俺が守ってやるからさ。」

自分でも寒気がするようなキザなセリフを、

ユエナに言った。

「…っ!あ、ありがとうございます!」

ユエナは笑顔で答えた。

これでいい。