AveniR-アヴニール-

しかも本来憎むべきイデアルシア人を許し、

家族として受け入れている。

お前らがあのイデアルシア大帝国の奴らより

ずっとずっとマシだって事はよく分かった。

……まあ、なんつーかその…」

だんだん顔が赤くなってる気がする。

恥ずかしいという感情が

俺の思考の邪魔をする。

「いろいろと、

俺に良くして…

あ、ありがと……な。」

なんとか言いたい事を

言いきった。

そしたら、