2015年7月15日
十三は、待合室にてテレビを見る。
自分の部屋にもテレビがある。
しかし1人で部屋にいるのも何か鬱だった。
「あ!十三さん」
千春が、小走りで十三の方に来る。
「千春ちゃん、どうしたの?」
「望遠鏡の確保出来ました」
「あ、そういえばそんなこと頼んでいたっけ……」
「はい。明後日は……
雨だそうですね……」
「うん。
それ以前に愛ちゃんの様態が気になるよ」
「そうだね……」
「愛ちゃんが、一番楽しみにしているんだ」
「うん。
願い事するんだって張り切ってた……」
「どうにか見せてあげる方法はないかな?」
「お天気と愛ちゃんの様態次第だよね……
晴れてたら病院の屋上から見せてあげたいけど……
どっちも難しそう」
「そっか……
愛ちゃん、自分の先が長くないって思っているんだ」
「え?」
千春が、目を丸くさせる。
「病気でもうすぐ死ぬって思ってる。
だから、流れ星にお願いするんだと思う。
『早く病気が治りますように』って……」
「そっか……」
「だから、見せてあげたいんだ。
本当に寿命がもうすぐ来るのだとしても、見たこともない流れ星の数を……」
「そうだね……」
千春が、元気なさげに呟く。
すると後ろから声が聞こえた。
「ダメです」
銘だった。
「銘先生……」
「今の愛ちゃん、相当危ない状態です。
そんな状態で、外に出るのは……」
「わかっている。
でも、どうにかしてあげたいんだ……」
そう思っているのは、十三だけじゃない千春もそうだし銘もそうだ。
だから、十三はそれ以上何も言えなかった。
ただ、願う。
愛の様態がよくなることを……
十三は、待合室にてテレビを見る。
自分の部屋にもテレビがある。
しかし1人で部屋にいるのも何か鬱だった。
「あ!十三さん」
千春が、小走りで十三の方に来る。
「千春ちゃん、どうしたの?」
「望遠鏡の確保出来ました」
「あ、そういえばそんなこと頼んでいたっけ……」
「はい。明後日は……
雨だそうですね……」
「うん。
それ以前に愛ちゃんの様態が気になるよ」
「そうだね……」
「愛ちゃんが、一番楽しみにしているんだ」
「うん。
願い事するんだって張り切ってた……」
「どうにか見せてあげる方法はないかな?」
「お天気と愛ちゃんの様態次第だよね……
晴れてたら病院の屋上から見せてあげたいけど……
どっちも難しそう」
「そっか……
愛ちゃん、自分の先が長くないって思っているんだ」
「え?」
千春が、目を丸くさせる。
「病気でもうすぐ死ぬって思ってる。
だから、流れ星にお願いするんだと思う。
『早く病気が治りますように』って……」
「そっか……」
「だから、見せてあげたいんだ。
本当に寿命がもうすぐ来るのだとしても、見たこともない流れ星の数を……」
「そうだね……」
千春が、元気なさげに呟く。
すると後ろから声が聞こえた。
「ダメです」
銘だった。
「銘先生……」
「今の愛ちゃん、相当危ない状態です。
そんな状態で、外に出るのは……」
「わかっている。
でも、どうにかしてあげたいんだ……」
そう思っているのは、十三だけじゃない千春もそうだし銘もそうだ。
だから、十三はそれ以上何も言えなかった。
ただ、願う。
愛の様態がよくなることを……



