「でも、何で女ばかり狙うんだろうね?」



「だよなー」






うーんと、頭を悩ませる駿平と夏化。




そんな二人に拳骨をする裕二。






「いった!!何すんのよ!!」






「ホントだぜ!!なんで俺まで!!」







半泣きで言う。




フッと鼻で笑うと「手が滑った」と言った。





『絶対嘘だ!!』





心の中で、二人はそう思っていた。