泣きワライ女

裕二は大きく手を振り、席を指差す。








夏化は慎重に机に置いた。










「またかよ夏化!!好きだな醤油ラーメン」






「めっちゃ美味しいもん!!」









割り箸を割り、上手に割れたか見る。






右の方が大きくなってしまった。







そんな時、隣に駿平が座った。









手にはうどん。










「なっ...うどんの敵のラーメンだと」








敵意を芽生えたような言い方をしている。








「こっちのほうが美味しいぞ」とでも言うように、ドヤ顔でラーメンを食べる。