真面目くんとおバカさん


「痛っ!何するの?!」


「触っただけで痛いってどういうことだ」


「そ、それは…」


「いいから保健室へいけ!ついてってやるから」


「嫌!嫌だよ!選抜リレーでたいよ!」


「選抜リレーなんて他に代わりがいるだろ!なんで言うことが聞けない!」


周りにいた人がシーンと静まりかえった
海堂くんが叫んでるところ初めてだった

私は海堂くんに保健室までつれていかれた





「こんなに腫れてる」

海堂くんは私の足にシップを貼った

「いっ!」


「我慢しろ、すぐ終わる」

海堂くんは手当てをしてくれた

「ありがとう…あとごめん…」


「あぁ」


「ねぇでれないの?選抜リレーでれやいの?」


「こんだけ腫れてると無理だな」

そんなきっぱり言わないでよ

「でたかったのに…」

急に涙がでてきた

「そんな簡単に泣くな」


「でたかったよ…走りたかったよ…」

泣いてしまった
一番見てほしくない人の前で