なんとこの子はしっかりしている。ん~すばらしいと関心してしまうほどだった。







 「じゃあ、お金は?一応ねぇ、あなたの許可をもらってからにしようかなと
  思っていたんだけど、カンパをしようかと真由美と相談をしていたんだけど…。」




 「いや、その必要はないです。その気持ちはありがたいんですけど、これは自分の事なんで、
  知り合いの医者にお願いをして、必ず返すという約束で、今回は貸しを作りましたので。」




 「ん~そうなの?でも、それくらいは私たちにもできるわよ、遠慮はしないでねっ。」
  真由美がフォローに入った。




 「遠慮はしてないです、現にこうやって相談にも乗って私の事を真剣に考えてくださって、
  それだけで十分です。で、お金の事までは…これは大丈夫です。」




 「うん、分かった。じゃあ、それで行きましょう。いいかな鈴木。」


 
 「はいっ、ここまでしてくれましたので、ありがとうございます。」
 


 というか、ほとんど自分で決めている、その事を言おうとしたが止めた。
 本人の並々ならぬ、決心だったと思うから。




 「でも、あなたは強い。次期キャプテンだね。ねっ、あきこ。」


 「そうだね、でも、まだまだこれからよ。決めて、おろしてからどう心境が変わるか、分からないし、
  この事を他のミンナにばらしちゃいけないからね、分かった、真由美。あなた口が軽いから。」



 「は~いぃ、あははははは。」