二人は店をでて、そのまま家路に着いた。




 時折みせた、寂しそうな表情の鈴木を思い出しながら、




 明日しっかり行く道を作ってあげなければ…




 翌日も練習試合を備えて、激しい練習になった。

 徹底的に基礎から行い、レシープ、トスとミスを極力なくす

 練習に終始明け暮れた。

 


 練習後、鈴木を読み出して、私たち真由美、鈴木と3人で

 「バニー」に向かった。


 話すことは唯一つ、これからのことだ。
 
 私たちはいつもの様にジャンボパフェを頼み、口を私から開いた。




 「鈴木、いい、よく聞いてね。今からはあなたの判断と、今までの経験が必要なの。
  だから、困ってとまったりしても全然構わないから、よく聞いてね。」




 「はいっ、分かりました。」




 「先ず第一に親に話せるか。第2に、おろす事は決まっているんんだけど、それでいいか。
  第3に親に話さなければ、隠しとおせるかなんだけど、どう?」




 「ん~…、えっと、先ず親に言うのは無理です。一人っ子だし、そんな話しを聞いたら
  卒倒してしまうと思います。」




 真由美が続いた。
 「そっかぁ~…。ん~で、おろすにしたら、費用が必要だけど…これはどう?」




 「えぇ~一応自分の中でも、決めていたことなんで、知り合いのお医者さんにお願いを
 しております。なので、もれることはないと思いますけど。」