慌しい母親の声で、現実に戻された。




 また、いつもの毎日の始まり。



 今日は、昼からの練習で、すこし余裕があったが


 練習メニューを実践的に考える必要があったので、ちょうどよかったのかも…

 
 起きると、洗面所に向かう前に子機をつかめて、ベルを打った。


 勿論あいては、ユメトだ。



 「オハヨウ。キノウハオソクマデアリガト」







 一文しか打てない苛立ちはない、繫がっている気持ちだけを
 心動かしていた。




 あいたい…




 そう素直に思える、自分に今はとても喜びを感じられるようになっていたのも


 彼のおかげかも知れない。



 色々な出会いのなかで、まだ17年しか生きていないけど、とても衝撃な


 出会いになったのは間違いない。




 展開は遅い方だが、着実に芽生えている彼への気持ち。
 

 絶対に私は今、恋愛をしている。それが片思いであったとしても。


 でも言われようのない、本当の恋愛だ。




 その事を早く誰かに言いたかった。

 早く伝えたかった。




 バカ正直な私が、包み隠さず言いたい気持ちであふれている。

 今の気持ちを大事にしようと、気持ちを固めた朝になった。


 意気揚々と、朝食の席に着いた。

 これから、真由美に連絡をして、話しを聞いてもらわないと




 気持ちのいい1日が始まった。