次の日は体がだるい1日から始まった。よほど何もなければ、学校は休まなかったのだが、初めて多分学校に行きたくないと思った日だった。こんな日はほとんどない。でも、今日だけは学校には行きたくなかったのだ…。

 

それは母親に伝えた…
 「あんた、そんな生ぬるい事行ってないで、さっさと行って頂戴よ!朝ご飯が片付かないから、まったく…」
優しさの微塵もない人だった。昔からそうだ、なにかと甘えるな、自分には厳しくしろ、人には優しくしろとか、まぁ~いろいろ注文の多い母親だった。なぜか、それでも回りに慕う人が多く、何かとつけて頼りにする人が多くて、家の中はいつの間にか知らない人が多くて、困った事も何回かあった。

 それでも、気さく、いやだれにでも遠慮しない母親に人気があるのは、行動と言動が同じであるからだと思う。口は悪いが心がいいと言ってくれる人があとを絶たない。その反面、父親は優しすぎるほど、優しかったからやはり夫婦そろってバランスが取れているんだなぁ~と関心をしたまでだった。

 

そんなこんなで、本日はやりとりのあと、しぶしぶ学校に行く事にして、母親の見送りもないまま家を出た。

 でも、学校には家をでたすぐのバス停横にある、公衆電話から電話をし、学校を休む事を 告げた。担任の先生はひどく心配したが、今日一日休めばすぐ直ることを話をしたら、ほっとした様子だった。私は、まわりの人が私のことで心配したり、余計な気を使う事をひどく気にしていたらしく、神経を尖らせていたのかもしれない。また、心配をしてくれるのが嫌だったのかもしれない。それが私だった。

 

最大の関門は”あいつ”への連絡だったが、それを察してくれたのか、担任は”あいつ”には伝えてくれる事を言ってくれた。こんな一日の事で、家まで押しかけてくるとは夢にまでも思わなかった。

 さて、これからどこに行こうか、そんな晴れ晴れした気落ちではなかったのだが、何か今から逃げたいそんな気持ちだった。

 




 涙は自然にこぼれてくる、毎日が好きになれなくて、最近こんなのばっかしで、自分にも嫌気が差してきた、期末試験が始まろうとする、夏休みの直前の事だった…