魔女の瞳Ⅱ

ひとしきり泣いた後。

「ねぇ、修内太」

私は顔を上げる。

「貴方がさっき言ってた質問って、何?」

「ん?ああ…」

修内太は歯切れの悪い返事をする。

「質問っていうか…もういいや。大した話じゃないから」

「何よ、そういうのって気持ち悪い。はっきり言いなさい」

「いや、いいって」

苦笑いする修内太。

余計に気になる。

「言いなさい」

凄んでやると。

「…だから…」

修内太は頬をかきながら。

「お前が俺にした質問と似たようなもんだよ…お前言ってただろ?俺はお前の親友だって。だから、遠慮なく利用すればいいんだぜ?」

「っ」

またそんな事言う。

貴方、私をまた泣かせるつもり!?

「メグ…どした?」

「るっさい!」

私は勢いよく立ち上がった。

勢いがつきすぎて腕が痛んだけど、やせ我慢する。

「おい、もういいのか?もう少し休んだ方が…」

心配そうに立ち上がる修内太。

「もう大丈夫、ほら、帰るわよ!」

私は振り向きもせず、ズンズンと歩き出した。