先生がしゃがんで、うちと目線を合わせる。 「具合でも悪いんか⁇ 熱は…」 私のおでこに伸びた先生の手を、 思わず叩いた。 「おい、白河⁇」 驚いた顔で先生が名前を呼ぶ。 「⁇どうしたんや、お前。 嫌だ。今の顔は、見られたくない。 「白河‼︎」 先生が私の腕を引いた。