これ以上ここにいても....だめだ..


「ありがとう、きりとさん....大好きです」



きりとさんが起きる前に出ていこう...

でも玄関から一歩がなかなか踏み出せない..



「あ...あはは...最後にきりとさんの笑った顔がみたかった...」


もうそれもかなわない...


















「......さよなら」