「うわぁ!みてみてきりとさん!これ...なんていう魚だろう??」


きりとさんの連れてきてくれた水族館は少し家から遠いけど、大きくてきれいな水族館だった。

きりとさんなにじーっとみてるんだろう...??


「なにみてるんですか...?」



「ん..??いやっこの魚おいしいのかなって思ってさ」

ものほしそうな目でみてたのは、ただたんに食欲がわいてただけかっ...


「ふふふっ..でもこの魚とがってて食べるの大変そうじゃないですか」


きりとさんはふふふと笑って魚をじっと見てる

な、なんだろう..



「だってさ....このとがりをはいでいくのすごくいいと思わない?嫌がるのを無理やりって....ソソるじゃん?」