月を見上げて。


「私を助けてくれたし。」

「そんなの、偶然でしょ⁉︎」

「それに…私を殺してない。」

「これから殺すさ。」

「オニキス。あなたは私を殺さない。殺すなら、すぐ殺してた。」

「美月、どうして?どうしてそんな悪党を庇うの⁉︎」

「私、この人を悪のままにはさせないって決めたの。ごめん、陽華。」