風斗のバスケする姿に見とれてた。
その所為で
「井上さんっ!前!」
「へ?…ふごっ!」
鼻にボールが直撃。
あまりの衝撃に気を失った。
ーーーーーー
「ん…っ」
目を開けると真っ白い天井が。
「起きた?」
「ふう、と…」
タオルを首から下げてスポーツ飲料を飲んでる風斗がいた。
「なんでここに…」
「お前がよそ見しててボールが直撃して倒れたんだろーが」
あ、そうだった…
「てかお前、今の姿ウケるんだけど」
笑いを堪えてる風斗。
「え、何がウケるの?」
「鏡見ろって」
どっから持ってきたのか手鏡を渡される。

