…自分から一方的に誘っといて忘れてるなんて最低。




「…最低」
「誰が最低?」




後ろのドアから風斗の声が。
勢いよく後ろを振り返ると肩で息をしてる風斗がいた。



「なんでそんな汗だくなの?」
「うっせ…」



もしかして、思い出して急いで来てくれたとか?