…いや、それどころじゃない。 風斗がオーストラリアに行くって…そんな… 「風斗!!」 気づけばドアを勢い良く開けて会話に入ってた。 私の姿を見るなり驚く風斗。 「お前…っ」 「井上!今は授業中だぞ!教室に戻りなさい」 「待ってよ!風斗!そんなの聞いてないよ!」 風斗の両腕を引っ張る。 「……るせぇな」 「っ!」 風斗は私の手を振りほどいた。