「出掛けるっつったじゃん。…はぁ?」 風斗の表情が段々暗くなる。 …電話の相手は誰? 「しつけーよ」 チッと舌打ちをしながら紙パックのいちごミルクをぐしゃっと握り潰す。 「…なんでもかんでも俺に押し付けんなクソ親父」 風斗は荒々しい声でそう言って電話を切った。 電話の相手はお父さん、なのかな… 「あの…風斗…?」 「…悪りぃ。今日はもう解散でもいいか?」