ーーーーーー 「おはよ!」 「はよ…朝から元気だな」 朝。 下駄箱で風斗と会った。 眠そうに大きな欠伸をした風斗。 「昨日ちゃんと寝たの?」 私の問いかけに風斗は一瞬何かを考え誤魔化すように私の髪をぐしゃっと撫でた。 「…夜中までゲームしてたんだよ」 「ゲームしてて寝不足って子供か!」 「うるせーよ」 「あだっ!」 デコピンされた。 本当にゲームのせいで寝不足だったのか聞くべきだった。 この時の私は風斗の異変に何も気づいてあげられなかった。