重い足取りで教室に戻る。 風斗がわざわざ送ってくれた。 「またなんかされたらすぐ連絡してこいよ」 「うん…ありがと」 「放課後迎えにくるから」 「うん」 風斗と別れ教室に入るとみんなの視線を感じた。 「…ほらお前ら謝れよ」 松岡くんが女子達にそう言った。 「ご、ごめん…音羽」 みんなが一斉に頭を下げた。 「えと…もういいよ」 「俺が説教したからもう大丈夫だよ」 「ありがとう」 ふと菊岡さんの方を見ると自分の席に座って悔しそうに俯いていた。