「やめろ」 誰かが私たちの間に強引に入ってきた。 「えっ」 先に帰ったはずの風斗が松岡くんの胸ぐらを掴んでいる。 「ちょ、ちょっと風斗!」 「あれ?美人な彼女と帰ったんじゃないんですかぁ?」 松岡くんがわざと挑発するようにふざけた声でそう言った。 「二度とこいつに近寄るな」 松岡くんの言葉を無視して低い声でそう言った後私の手を引いて歩き出した。 「え、ちょ、風斗!」 「るっせ。黙れ」 「なんで戻ってきたの?菊岡さんは……んっ」 腕を引っ張られ唇に温かい感触が。 これって き、キス…?