マンションのドアを勢いよく開けて、
電気も付けずにベッドへ飛び込んだ。





「…なんで。
なんで涙なんてでてくるのよ…。」



認めたくないよ。
認めなくないけど、
私、間宮くんのこと好きになってる…。

きっと最初に好きって言われた時からずっと気になってたんだ。






「彼女いるのに…。
私は昔から報われない恋ばっかりしたがるね。」




私は深い深い悲しみを抱きながら眠りについた。