少女と王子が恋をした


少し不思議な人だ。


「新藤君。今日も下駄箱の中にラブレターが5通入ってたって。」

「5通も!?凄い…。」

5通もなんて、めったにないよ。
モテる人って大変だな…


「まぁ、天音には無理か。男の子と目を見て話せないもんね~」

「人によるよ…」

私は男の子の目を見て話せない。
少しだけ人見知りなんだ。

「そうかなぁ?…あ、そろそろ授業始まるね」


そう言って、机に戻っていった。