どうやら、 彼女は僕の後輩。 つまり、 2ヶ月前に入学してきた1年生で間違いないみたい。 彼女は歌を歌うのが好きらしい。 時間がある休み時間や昼休みは 必ずこの屋上へと続く階段に来る。 「氷上さん、今日は何を歌ってくれるの?」 だから、もともと 僕が周りから隠れる為に使っていた階段は 今では、 僕と彼女だけの秘密基地のようで楽しかった。