それからは、
近くのショッピングセンターで
服を見たり、ゲームをしたり、色々。
「氷上さん強かったね~。」
あんたが弱すぎるだけだ、とは
言わないであげよう。
「じゃあ、」
「え?
家まで送ってくよ。」
そう言って、また彼は笑う。
「いえ、いいです。」
「そっか、
じゃあ、また明日ね。」
半ば強引に彼の手を振り払って、
私は家へ帰ろうとする。
「わ、」
右腕をぱしっと掴まれた。
それは紛れもなく、彼で。
「やっぱり、送っていくよ。」
氷上さんも女の子なんだし、と付け足して
また、笑った。
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