「あの…本当今日はありがとうございます…」
「うん、大丈夫!キノコちゃんも早く風邪お大事にね、それと裕太の件は俺がちゃんと言うから」
らいはピースをして駅のホームに向かった。
「さら…あんたほんっとにいい人を取っ捕まえたわねええええええ!!!」
「お、お母さん…別にそんなんじゃないからね?!」
「あーら?そう?さらったら最近化粧なんかし始めるし毎日オカルトDVD漬けだったのにめっきり減ったからお母さん心配してたのよ〜!まさかあんなイケメンと…ぐふふふふふふ」
イケメン好きなお母さんは私をからかった。
「本当にそんなんじゃないもん…」
きっと、顔が熱いのは熱のせい。息も出来ないほどのキスはあいつのからかい。
「明日は土曜日だからゆっくり休んで月曜元気に学校行くのよ〜!」
そう言うとお母さんは車を走らせ家に向かう。
ポッポッと体温が上昇しているのが分かった
