「カレンさん。あいつは平気でそういう事をするようなやつなんだと思います、挨拶ですよ、挨拶!」
「挨拶?!日本ではあんな挨拶ありえないわ!!!」
バンっと部長が机を叩いた。
「カレン耳を貸しなさい」
ゴニョゴニョと部長がカレンさんの耳元で呟いた。
「…コホン。さらたん、頑張ってね!!」
コロッとさっきまでの態度が一変した。
なんだか嫌な気がするのは私だけ…?
「は…はあ。頑張ります…」
「「ベリーグ!」」
部長とカレンさんは同時に親指をと舌を出した。
本当なんなんだろう…この人達は…
今日の活動が終わりトボトボと家路に向かう。
家であさり教授を拝もう…
今日はそんな日だった。
