「あの…部長さん?とりあえず今日は帰ります…」


「え!!さらたん!!!もう帰ってしまうのかい?じゃあ明日からの予定とここのルールを説明するよ」


そう言うと部長は、はい!DVD!と私に渡しながら話し続けた。



「ここはね、改めて恋愛探偵団という。秘密の活動でね、この存在を知るのはごくわずかなんだ。恋愛の相談を主に引き受けているよ!」



「は…はあ…まずどうしてこういう部が出来たんですか?」



シーンと静まり返った。



「趣味さ…人の恋愛が、好きなのさ!!」



うんうん!とカレンさんも頷く。



あ…悪趣味だ…。



「ちなみにね、妄想も大好物なのさ。イケメンと可愛い子とかね…うんうん…」



格好いい顔がとっっっても台無しだ。



「イケメンとイケメンもいいわよねーん」



カレンさんはしれーっと問題発言を言っている。



やっぱりこの人たち…変だ