「で?」 「そ、それでね、明日放課後デートしてあげてほしいなーって」 眼鏡をガチャッとわたしは動かした 「…ふーん。別にいいよ明日ひまだし」 らいが素っ気なくだが、たしかにそう返事をした 「…ほんと?よかった!寺家さんも喜ぶと思う!じゃ明日よろしくね!」 「おう」 そう言うだけ言い残しらいが教室を去った 「さらたん。」 「部長」 「しょっぱいです、なんかわかんないけどしょっぱいんです」 「はあ…これはあかんやつや」 胸が苦しくて苦しくて辛くて