ゴクッ…
鳥男の手にはオカルトDVD、あさり教授の心霊探検…たくさんの私の好きな物が並んでいた。
「な…なぜそれを…」
「君のお母さんはなーんでも、喋ってくれたさ。これを君にあげよう、僕はこんなものはだいっっきらいだがしょうがなくネット予約までしたんだぞ…?ここに入ってくれたら君に差し上げるよ。」
鳥男はうーーーーと、DVDを見ながらガクガクと震えている。
カレンさんはケーキを食べ続けている。
うううくうううううう、物につられている…
「も、もし本当に入ったらそれくれるんですか…?」
「ああ…もちのろんさ。」
ニヤーッと鳥男がにやける。
「ちなみに!!幽霊部員は許さんよ!プンスカ!!」
ギクッと私が今考えていた考えを見抜かれた…くそう…
