「黒山くんはどうする?お泊まりする?」
お母さんがニヤニヤしながら聞いてきた。
お父さんは不服そうなのか、テレビに視線を傾ける。
「いや、、明日も学校あるんで俺は遠慮しときます。」
安定した低い声でお母さんの質問に答えた。
それを聞いた瞬間、喉の奥がヒリヒリした。
「そ、そうよね…明日も学校な事すっかり忘れてたわ〜〜!!みんな、休みの日泊まりきてね!」
お母さんは少しガッカリしながら、みんなにそう言った。
わたしは1人らいの顔を見れないでいる。
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